2024.08.28
今年こそは!
今年度も5歳児クラスがお米作りの挑戦が始まりました。
まずは、栽培の第一歩「籾まき」です。
黒い容器にふかふかの土のお布団を敷き詰めて、種籾が重ならないように一粒一粒丁寧に撒きました。
種をまいて1週間が経ち、種を観察してみると…小さな芽が出ていることを発見しました。
そして2週間ほど経つと…お米の種が立派な苗へと生長しました。
次は、「土作り」です!
苗は柔らかい土が良いとのことで、手や足を使い泥の感触を楽しみながら土を柔らかくほぐしました。最初は、泥を触ることへの抵抗感がありましたが、どんどん楽しくなり…抵抗感はどこかへ消えてしまい、友達と泥を付け合ったり、腰まで浸かったりして、泥まみれになることの楽しさや心地良さを全身で味わっていました。
たくさん踏んだり混ぜたりした土は、とても良い土になり、田植えの準備万端!
「この泥でお米が作れるんだ」と土づくりの余韻に浸りながらも、これから実るお米への期待感に胸を膨らませていました。
土作りから1週間が経ち、いよいよ「田植え」!
苗の下の方を持ち、ふわふわの土の中で苗が空に向かって立つように丁寧に植えました。
苗植えを終えてから2か月、お米の苗がしっかりと根を張り、子どもたちの背丈まで大きくなり、穂がつき始めました。
食卓に並ぶお米になるまでは、手間がかかっていることを実体験しながら、食べ物への感謝の気持ちが育つように、お米の生長を子どもたちと一緒に見守っていきたいと思います。