先日、防災デーとして、保育園で炊き出しを行いました。

当日は、保育者と地域の方々が協力して味噌汁を作りました。調理の様子を見ながら、子ども達は「いいにおいしてきたね」「おいしそう」とできあがりを楽しみに待つ姿が見られました。

完成した味噌汁を３歳児は各クラスで、４.５歳児は園庭で味わいました。

「あったかくておいしいね」「体が温まるね」と、温かい味噌汁をおいしそうに食べる姿が印象的でした。

また、保育者が「実際に炊き出しを食べる時は、地震などが起こった時だよ」と話をしながら、「災害が起こり、不安な気持ちでいっぱいな時に温かいものを食べると、少し元気が湧いてくるかもしれないね。」と災害を想定した話もしました。子ども達は話を聞きながら、うなずいたり、真剣な表情を見せたりする姿も見られました。

温かい食事が人を安心させ、力を与えてくれるということを実感できた今回の体験。楽しさだけでなく、防災を自分ごととして捉える、貴重な機会となりました。